映画 「魔笛」

  1000円で映画が見られる水曜日レディスデイ、さらに1日なのでほとんどの人が1000円で見られる日。 やっと梅雨が明けた昨日、21年ぶり(米国留学中以来)1人で映画を見に行ってきた。 私はクラシックの作曲家の中で一番好きなのがモーツァルト、彼の3大オペラの1つである「魔笛」が映画化された。 オペラの映画化は「椿姫」「カルメン」などがあるけれど、その他に作曲家の一生を紹介する映画として一番有名なのが「アマデウス」 もちろん何度も見たけれど・・・ 私達、音楽専門家(って偉そうに言えるほど活動していないが)から見た「アマデウス」は「モーツァルトが英語しゃべってる」と変な気分だった。 実際「魔笛」も最初にThe Magic Flute と出て来たので「これも英語かぁ~」と思ってしまった。

  普通に序曲から始まる。 あれ? 戦場??? 実際のオペラはタミーノが山の中にまぎれ込み、大蛇に襲われるところから始まる。 ところがこの映画は第一次世界大戦の戦場が設定らしい。 相変わらず戦争が無くならないし、ブッシュに対する嫌がらせの意味を込めてその設定にしたのだろうか。 どこかの王子タミーノではなく兵士タミーノである。 そして何故か戦場に現れる3人の侍女、そして鳥刺しのパパゲーノ。 夜の女王の登場は普通は山が割れたりして出て来るが、戦車に乗って登場。 なんだかねぇ~ 平和を願うザラストロは領主様の設定。 夜の女王は魔法使いのように宙を舞ったりするのに最後は城壁をよじ登り結局落下して・・・ それとパミーナの父は実は!!!  私はオペラを何度も観ているし内容も熟知しているので「へぇこんな設定もアリなんだ」と思えるけれど、初めて「魔笛」を観た人がこの内容だと思われるとちょっと困ってしまう。 それに内容は全部英語。 ドイツ語よりわかりやすいがやはり内容に合わせて訳もかなり変更しているみたい。

   録音に口パクではあっても、本物のオペラ歌手が役者として登場しているところがうれしい。 このところオペラを観ていないので胸が躍った。  モーツァルトの音楽はどこを切って繋げても音楽になるという不思議な音列を持っている。それに脳にα波が多く出ることも有名。 気持ち的に凹んでいる時に聞くと元気になれる。  音楽は単純でも演奏家泣かせでもある。 どんな小曲でもどんな楽器でもモーツァルトは難しい。  映画だから完璧な音楽かもしれないが、聞いていてとても安心できる。  ただ時間の関係なのか、セリフを少なくしてアリアやアンサンブルをフルに入れたため、歌が怒涛のように押し寄せてくる。 2時間15分はちょっと疲れた。。。 でも久しぶりに良い音楽に触れたような気がした。  今度いろんなオペラのDVDを探してみよう。

   いよいよ8月、待ちに待ったDANCIN' CRAZYが始まる。 早くわたるさんやあのすばらしいダンサーOGさん達に会いたいよぉ~~~~!!

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